プライベートライアン同様に、人がごちゃごちゃと暴れまわり、所々で爆音が鳴り響き、ただただ淡々と血が吹き荒れていく様はまさに地獄で、物語の前半部分はベトナム戦争の悲惨さやアメリカの迷走ぶり、人間の恐ろしさを味わうには十分でした。(ジャングルの奥にいくにつれて、指揮官が存在しない状態(無秩序)で、アメリカ兵が銃や爆弾を振り回していたことや、アメリカ兵の戦地での佇まいが「祭り」にいるようだったことが印象的です。)
後半部分は、主人公一行がフランスの貴族のような家にたどり着き、その場所に住む娘と急に意気投合し、肉体関係を結ぶシーンやカーツ大佐の言動(哲学的で抽象的なことをペチャクチャ喋る、主人公を痛めつけた後になぜか保釈する)について理解ができず(アメリカにとって都合が悪いような存在でも、ベトナムにとって都合が良い存在でもない)、消化不良の状態で見終わった感がありました。
消化不良だったので、町山智浩さんが解説している動画を見たら、「大人の都合」によるものだと理解できました。(製作陣とキャストの破天荒さや監督のこの映画に懸けている真剣さには笑ってしまいました。)
個人的にカーツ大佐の登場シーンの映像の写し方が第三の男の登場シーンと似ていると思っていたのですが、偶然ではないことが知れて、見た甲斐があったと思いました。
【一言感想】地獄の黙示録
映画


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