「映画通366人が選んだベスト150」に入っていたので見てみましたが、ミステリーの「リアル」が欠如していて退屈でした。この物語は英・米・ソ・仏の4国に統治されている混沌な状態のオーストリアを舞台として、殺された友人の死因を米国人(主人公)が探るというミステリーものになっているのですが、ミステリーに対する登場人物の対応に違和感が残るものばかりでした。特に「友人(犯罪は絶対にしていないと思っているほど信頼関係がある)が殺されたという報告を聞かされた後に全く動揺した素振りを見せないどころか、美人に夢中になっている主人公」「警察の事情聴取も終わっているのに、堂々と主人公の聞き込みに応じる事件関係者」「主人公が警察と関係を持っていることを聞いているのに、何故か連絡先を渡す犯人」などのシーンはいくら物語を進めるためだとはいえ、人間の性格をお座なりにしすぎだと思いました。この映画の総論は「当時の時代背景を利用したサスペンスっぽい映画」です。
【一言感想】第三の男
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