【一言感想】キャスト・アウェイ

3.5
映画

世界サブカルチャー史 欲望の系譜「アメリカ 不信の2000s」で、システムエンジニアのようなたくましくない男が無人島で生活する物語だと紹介されていたので、面白そうだと思い、試聴いたしました。
そもそもとして、自分以外誰もいない空間で主人公が時を過ごす「アイアムレジェンド」のような作品が好きなこともあり、自然の中で淡々とサバイバルしている映像はとても面白く見ることができました。(効果音も極力使っていなかったので、より良かったです。)物語の構成としても、無人島で生き残った先にご褒美が待っているというありきたりな展開ではなく、生き延びて元の生活に戻っても、自分が生きる希望にしていた恋人に配偶者ができてしまうというバッド展開で、現実の厳しさを描いていたところにはリアリズムを感じ良かったと思います。しかし、最後の部分で、主人公が無人島に自分と共に流れ着いた荷物の配達先の女性と結ばれることになることが仄めかされており(映画を見ていた中では気づけませんでした)、宿命論に収束するところは非常に残念に思いました。

コメント

評論チャンネルをもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む

タイトルとURLをコピーしました