【一言感想】天井桟敷の人々

映画

「映画通366人が選んだベスト150」に入っていたので見てみましたが、一人の魅力的な女を男達が奪い合うという王道の恋愛物語の中で、描かれている男達のそれぞれのキャラクター設定が明確かつ個性的で、少し長いですが、退屈せずに最後まで見ることができました。主人公と女が適度に出会ったり(ロマンチックな対応をしてしまい、性獣になれない)、別れたりすることで、焦らされ、過剰に思いが膨らんでいく様が狂気的な道化のメイクと相まって、よかったと思います。また、相思相愛の二人を取り巻く、ヤクザやチャラついた俳優、主人公の妻、独身の浮浪者、富豪もそれぞれ過剰すぎない自然な感情を持っていてよかったと思います。特に主人公の妻が子供を使って、主人公の恋愛を阻止しようとするシーンや最後にしれっと修羅場から女がいなくなり、カーニバル的なところに潜り込むシーンはよかったと思います。
女性に対して、チャラついた俳優のような心の余裕と主人公のような情熱をいい塩梅に持ち、妥協はしたくないですね。
視聴方法:DVD

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